【備忘録カテゴリー】の記事は、僕が一週間の演奏活動で気が付いたこと、皆さんにお伝え出来ることを書いていきたいと思います。
※前半のグレー字の部分は、真の備忘録・メモ書き程度のものとなりますが、下段の枠組みの中にはお伝えできる事をまとめて書いています。赤文字部分だけでも読んでもらえると、ひょっとすると僅かながら皆さんのボイトレ学習の足しになるかもしれません。
※なにぶん、日々の演奏活動での体験なので、重複する事も多くなると思います。また場合によっては「前言撤回!」のような事も起こり得ますが、出来るだけ正直に書いていきたいと思います。
乱分ですが、なにとぞよろしくお願いいたします。
2018.6.25(月)~2018.7.1(日)
・今週は水曜日・木曜日・金曜日・日曜日と、ライブが立て込んでいた。
・日曜日の共演メンバーは、皆さんとても声量のあるタイプのシンガーだったため、その影響を受けて僕自身の声が「重く」なり過ぎないように注意した。
・今週は地声系のガム(歪み声)を試してみた。これは案外上手くいったが、裏声系のガムはまだまだコントロールが難しい。要練習!
僕はかつてはスタミナのないシンガーでしたが、そういう状態は完全に脱する事が出来ました。やはりいつも思う事は「喉だけに仕事を委ねる事」「強い息で高音を押し出そうとしない事」などが、健康的な発声の源です。正しくボイトレを進めていくと、意識しなくても喉が勝手に健康的な発声をしてくれるようになります。腹式呼吸の影響を逃れる事は最初はとても大変でしょうが、一旦それを捨てる事ができたら今度は全てが良い方向に向いてくるものです。
耳からのインプットの影響は絶大です。今週はベルティング発声を上手に使いこなす二人のベテランシンガーに挟まれて歌う機会がありました。僕はあくまでも「地声の重りを付けない」ように意識して、自分の声がリリックさ(軽さ)を失わないように心がけました。そのことが結果的に僕の声を自由にしました。やはり周りに影響されない自分だけのメンタルコンセプトを持つことが大切だと実感しました。
最近はガム(歪み声)の実験をやっています。地声系のガムは上手く出せるのですが、裏声系は更なる練習が必要です。広い音域の歌を歌う時、低音はガム声・高音はクリーンな声、という不整合な表現になってしまっています。歌全体・広い音域でガムをコントロールするには、もう少し時間がかかりそうです。
以上、ご精読ありがとうございました。