【備忘録カテゴリー】の記事は、僕が一週間のレッスンや演奏活動で気が付いたこと、皆さんにお伝え出来ることを書いていきたいと思います。
※前半のグレー字の部分は、真の備忘録・メモ書き程度のものとなりますが、下段の枠組みの中にはお伝えできる事をまとめて書いています。赤文字部分だけでも読んでもらえると、ひょっとすると僅かながら皆さんのボイトレ学習の足しになるかもしれません。
※なにぶん、日々のレッスンや演奏活動での体験なので、重複する事も多くなると思います。また場合によっては「前言撤回!」のような事も起こり得ますが、出来るだけ正直に書いていきたいと思います。
乱分ですが、なにとぞよろしくお願いいたします。
2018.7.16(月)~2018.7.22(日)
・今週は水・金・日曜日と、一日おきでライブがあった。
・水曜日と金曜日、キャバンクラブ大阪でのライブでは声の調子がすこぶる良かったが、それがかえって仇となり、何か所かで声の破綻が現れた。
・日曜日の昼の練習では、各アンザッツの歪み声(ガム声)をやった。そのおかげでその日のライブに向けて調子を上げるのに時間がかかってしまった。
・日曜日のアコースティックデュオライブは、僕とはタイプの違うシンガーと競演した。
喉の調子の良い時は、油断して荒っぽい歌い方になってしまう時があります。僕は今週の前半はとても調子が良かったので、やや声量を上げ過ぎたようです。そのせいで(水曜日と金曜日にそれぞれ1か所ずつ)声の破綻(裏返り)が現れてしまいました。やはり調子の良い時、無造作に声を出してしまわないように気を付けなければいけません。むしろ、調子の悪い日の方が丁寧に歌う事を心掛けるので結果が良い場合が多いです。また、僕自身のボイストレーニングの進捗から考えると「荒っぽい歌い方をしても耐え得るほどには、喉の機能回復が進んでいない」と言えるのでしょう。
各アンザッツの歪み声(ガム声)パターンを練習しています。しかしこの練習は、僕にとってはまだ少々喉に負担がかかるようです。疲れたせいか、その後のウォーミングアップには随分時間がかかってしまいました。ガム声の練習は「声区融合」が進むと負担も少なくなるようなので、また少しずつ取り組んでいきたいと思っています。
歪み声(ガム声)の練習は、ライブ前やカラオケ前は避けた方が良いかもしれません。
日曜日に競演した先輩シンガーは、僕とは全然違うスタイルの歌手です。その人は「ドラマチック」なシンガーで、とても重く情熱的に歌う人です。僕は「リリカル」なシンガーだと自認しています。その人と一緒に歌っていると、自分も「ドラマチック」に歌いたい衝動に強くかられます。しかし、こういう時こそ努めて「リリカル」に歌い、お互いの個性を際立たせる事が必要だと思います。特にデュオライブでは、相方あっての自分です。両者の良さが生きるように聴かせる努力をしていきたいと思います。
以上、ご精読ありがとうございました。