”歌の練習よりもボイトレを優先して”とは考えているけれど。期限付きで臨む「一日40曲」の苦行、歌いまくる実験

「一晩中歌っても疲れない声を手に入れよう」・・・そんなフレーズを、昔たくさん買ったボイトレ練習本の中に何度も見つけることができました。

一晩中歌っても疲れない・・・当時の僕にとっては夢のまた夢、それどころか”絵空事”にさえ感じられた・・・それほど、かつての僕の声は弱かったのです。ライブ前のリハーサルでは、小さな声で歌ったり、一曲ごとに水を飲んだり、ファルセットで誤魔化したり、酷い時はまったく歌わなかったり・・・つまり、いつも声を”加減する”ことを強いられていました。

”一晩中”とはいかないまでも、ライブの間中ずっと声を力強く保っていられたら、どんなに嬉しいだろうか!僕のみならず、ライブで歌うシンガーはいつもそんな風に願っていると思います。声のスタミナ・耐久性については、ボイトレ学習者は皆、いつもとても大きな関心を抱いていると思います。

さて、実は僕は、来る2019年11月3日に催すソロライブで「40曲歌う」というコンセプトでもって企画し、ただいま練習中でございます。

このソロライブ企画、僕自身が丸3年間ボイトレして、僕なりに自分の声のスタミナ・耐久性について少し自信をつけることが出来たからこそ思い立ったものです。5年前の僕ならば絶対に企画しなかったでしょうし、当時の僕の声では「40曲歌う」なんてまるで実現不可能でした。

そこで、この際ソロライブまでの残りひと月弱という期間を”歌いまくる実験”に費やしたいと考えるに至りました。具体的には、とてもシンプルに「練習でも40曲歌う」ということです。考えてみれば当たり前の発想ですね。お客さんの前で歌うとなれば緊張もするだろうし、予期せぬ問題が起こらないとも限りません。練習の時点で40曲歌い切る事が出来なければ、ライブ本番で歌えるはずもありません。ただしこの練習・・・毎日というわけにはいかないので・・・以下の条件の下で「40曲歌う」練習に取り組んでいきたいと考えています。

  • 必ず、本番で歌うキーで歌うこと。キーを下げたり上げたりしない。
  • 必ず、本番で歌うサイズで歌うこと。一部を割愛したり途中で止めたりしない。
  • 必ず、何曲か続けて歌うこと。本番では何曲か続けて歌うことになるから。
  • 必ず、日々のボイトレと並行して行なう。

と、こんな感じです。つまり”ライブ本番よりも条件を甘くしない”ということが大切です。1曲5分として、休みなく歌っても200分かあ・・・とても毎日は無理だと思うので、2日に1回のペースで頑張りたいと思います。スケジュール帳を見ながら数えてみると、本番までに12回程この練習に取り組むことができます。[40曲×12日=480曲(練習)]+[40曲+リハーサル15曲=55曲(ライブ本番)]=合計535曲の歌修行です!苦行です!(笑)

この練習を続けながらライブ本番を迎えることで、僕の喉がどれほどの疲労を感じるのか?僕の声は本番まで持ちこたえることができるのか?ひょっとしたら何日目かで声が全く出なくなってしまうかもしれないし・・・僕にとってこれは挑戦です。また僕をここまで導いてくれたフースラーメソードや先生方の教えが正しかったことを証明する実験でもあります。

最後になりましたが、このブログ記事のタイトルにもあるように僕は”歌の練習よりもボイトレを優先するべき”と、常々考えています。歌唱力や音楽的ヒラメキなど、全ては”喉がキチンと仕事をしてくれて”こそです。

さて、また追って実験の途中報告も行ないたいと思います。とにかく本番まで「歌って歌って歌いまくる!」・・・楽しみな挑戦です!

筆者のプロフィール、ボイトレへの考え

以上、ご精読ありがとうございました。

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