声の完成・ボイトレのゴールまでは6~10年 ~長くはない!プラスに考えるべき理由~

自由自在に声を操れるようになるには、どのくらいの年月が必要か?

ボイトレ学習者の誰もが知りたいこの質問の答えは「6~10年」と言われています。

これを長いととるかどうかは人それぞれだとは思いますが、実を言うと僕は初めてこの数字を目にした時は「随分長くかかるんだな!」と、愕然としました。

「6~10年」の捉え方は、その人の置かれている環境に左右されるかもしれません。じっくり腰を据えてボイトレに取り組める環境は理想的ですが、声が変わる過程はとてもゆっくりと現れてくるので、時々は「私の声、いつまでも成長しないなあ」と思う事はきっとあるでしょう。また、停滞期もあるので小さな変化を楽しむ心構えが必要かもしれません。

しかし、何事もプラスに考えた方が良いと思います!(笑)

どうせならこの「6~10年」、出来るだけ前向きにとらえてボイトレしていければと思います。

この記事では「6~10年」は決して悲観する年月ではないこと、むしろこの年月を喜ぶべき理由について、色々と書いてみたいと思います。

お付き合い下さい。


「6~10年」は他の楽器と比べても長くない

僕も気になって、他の楽器の習得期間について調べてみました。(もちろん色々な意見があるため取捨選択しています)

  • ピアノ・・・上級者用の曲を弾けるには15年
  • バイオリン・・・練習曲以上を弾けるようになるには3~4年、難易度の高い曲を弾くには10年以上

そう考えると、声を完成させるための期間「6~10年」は、他の楽器と比べても決して「長すぎる」訳ではないようです。

上記の情報を調べていて改めて感じたことはボイトレの「練習し易さ」です。ピアノもバイオリンも「毎日練習する事」が上達の必須条件である事、また練習環境を整える事の難しさについてが多くのサイトに書かれていました。歌は「継続する気持ち」と「練習環境を作るちょっとした工夫」さえあれば、毎日練習は必ず叶います。

ボイトレ学習者にとって幸運な事は「声は毎日使うもの」だという事です。この当たり前のことは他のほとんどの楽器ではほぼあり得ない「日常生活での練習の上積み」を可能にします。ボイトレ学習者は会話の声に出来るだけ気を配って過ごすべきだと思います。

 

成長過程での発表の場がたくさんある

ピアノやバイオリンの学習者が人前で発表する機会について考えてみましょう。

「教室の発表会」「友人の結婚披露宴で演奏する」・・・とても限られた機会しかないように思います。

そうなると、人前での演奏は年に数回という事になってしまいそうです。

一方、ボイトレ学習者はどうでしょうか?

「6~10年」の間に、多くの「人前で歌う機会」を得るのではないでしょうか?

「教室の発表会」「ライブ」といったものの他に、何といっても「カラオケ」があります!

カラオケが歌の発表か?はともかくとして、人前で歌おうと思えば気軽に歌える点では他の楽器の比ではありません。

「人前で歌う」事は大きな財産となります。気楽に練習していた時には予想できなかった喉の硬直や声の不自由さを感じる事になります。どんなに仲の良い友人達の前で歌っても少なからずの緊張は必ず喉に不具合を起こします。そして、こういった経験を積めば積むほど自分の喉について深く知っていく事になります。

 

ボイトレはスタート時点でも「ゼロ」の人はいない

大人になってからピアノの鍵盤を初めて叩く・・・バイオリンになんか触れた事もない、全てが初体験だ・・・

また、小さい頃からピアノやバイオリンを始めていた人でも、当然その時点では「触った事のない楽器を、やった事のない動作で弾く」事には変わりありません。

これらの楽器を初めて手にする時は、その楽器の弾き方に関しては誰しも全くの「ゼロ」の状態です。

一方、人間は誰しも「おぎゃあ」と泣いて生まれた時から、片ときも手放さず「喉」という楽器に触れてきています。

人によって、環境の違いにはそれなりの差があるとはいえ、声を出さずに過ごしてきた人は少ないでしょう。

つまり「ボイトレなんかやったことありません」という人でも、喉という楽器の操作にはある程度馴染んでいて、少なくとも全くの「ゼロ」という人は一人もいません。

 

「6~10年」は成長し続ける

「6~10年かかる」事は「6~10年は上手くなり続ける」事とイコールです。

仮に「2年間毎日ボイトレしてきたからライブで自信満々に歌ったら、思ったような結果が出なかった」とします。

そんな時は「ああ、まだ4~8年あるんだ!」と、残りの「伸びしろ」に期待すればいいと思います。

思いっきりプラス思考でいきましょうよ!

6~10年も、声を変え続けられるなんて幸せです!

 

まとめ

いかがでしょうか?「6~10年」をプラスに考えられたでしょうか?(笑)

上で書いたように、僕も最初は「そんなに待てない!僕は3年に縮めてやる!」とムキになって練習していましたが、時間が経てば経つほど「例外はないな」という気持ちになっています。

おそらく僕も、理想の声を獲得するまでには「6~10年」かかりそうです!

しかし、その時々によって自分の声の劇的な変化に驚きと大きな喜びを感じて日々ボイトレしています。

皆さんも節目節目で、きっとそんな喜びを感じられる事と思います。

 

以上、ご精読ありがとうございました。

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