物事を習慣化するためには「66日説」というものがあるらしいです。
この「66日説」、科学的根拠もあるそうです。
つまり、何事も最初の「66日」、何とか継続して続けられれば、習慣化されてその後ずっと続けられるというのです。
もっとも、僕はボイストレーニングの継続は「一年は必要」だと思っています。
また、声の成長が表面化するには「最低3か月」とも言われます。
それらに比べたら66日とは随分短い期間とは思いますが、この「66日習慣化説」、僕にも思い当たる節があります。
それはこの「ブログ」です。
僕は、50記事くらい書いた頃、猛烈にブログを書く事が嫌になった時期がありました。
ネタ切れはするし、肩は凝るし・・・少し更新も途絶えがちになっていた頃、丁度ブログを書き始めてから2か月目くらいです。
この「2か月」という期間は丁度「66日」くらいですね。
そして、また何とか持ち直して現在に至りますが、そう考えると「66日説」、随分信憑性が高いように感じます。
そして、それに付随して継続するもう一つのコツは「脱・完璧主義」だそうです。
僕のブログの場合、元々完成度を求めてはいませんが、レッスンを受けてくれている生徒さんには「完璧主義」の人が多いように思います。
まあ、ボイトレをやろう!などと思う人は、自分に対して厳しい人が多いのではないでしょうか?
なぜなら、皆さん、習わなくてもある程度は歌えるからです。
例えば、バイオリンを始めたければ習うよりほかありませんし、バイオリンを独学でやろうという人は、おそらく一人もいないでしょう。
でも、歌は独学でも何とか歌えます。
それを敢えて習おうとして行動を起こす人は、もうすでに「完璧主義」の領域に入っているのではないでしょうか?
やりはじめの、最初のテンションや熱意はいつか冷めてきます。
これは別に悪い事ではなく、人間誰でもそういうものだと思います。
僕自身もそうです。
毎日トレーニングはやっていますが、乗らない時は“ほんとに乗らない”です。
スマホを見ながら発声したりしてます。
所謂「ながら練習」ですね!
でも、だからこそ続いているのかもしれません。
今、僕は新幹線の中でこの記事を書いています。
武田梵声先生のレッスンを受けに東京へと向かっているからです。
新幹線、結構揺れます!パソコンの画面見ていたら酔いそうです(笑)
こんな時にまでなぜブログを書いているのか・・・
それは、帰りの新幹線の中ではビールを飲みたいからです!
ブログの事は忘れて、武田先生のレッスン・声を反芻しながらビールを飲みたいのです!
つまり、僕自身もトレーニングとブログは続けているとはいえ、その程度のものです。
間違っても「完璧主義者」ではありません。
いや、だからこそトレーニングもブログも、何とか続けられているのでしょう。
皆さん、完璧主義を脱し、66日間、やる気の山あり谷ありですが、ボイトレを「毎日」続けて下さい。
そうすればデータ上は習慣化されるようです。
その次は「結果の現れる3か月」、「一年」・・・
どんどんと日数を伸ばしていけるはずです。
そして気が付けば「一生ものの声」を手に入れているかもしれませんよ。
これからも、頑張ってまいりましょう!
以上、ご精読ありがとうございました。