一日に少しだけボイトレを加えて、毎日の日常生活にボイトレを取り入れる

あなたの一日に、少しだけボイトレを加えてみよう ーAdd Some ”VOICE TRAINING” to Your Dayー

【2018年8月27日 記

ここ最近、また暑さがぶり返しています。「暑いですねえ」が日常の挨拶になって2ヵ月以上になるでしょうか、まだ日中の暑さは真夏と変わらないくらいですが、夜もふけてくるとさすがに秋の風を感じることも多くなりました。

ついこの間、こんな話を聞きました。ある人の家で、その家の人の古い日記(50年くらい前)が出てきたそうです。その日記にはその日の出来事や天気とともに、その日の気温が書いてあったようです。そこには次のような一文が添えられていました。

「今日は気温が30℃を超える、とても暑い日だった」

・・・やはり、50年前から比べると僕たちはとても暑い世界に暮らしているようです。今年の夏に「30℃」の日なら、まだ涼しい部類に入るでしょう・・・

 

さて先日、僕の演奏仲間でボイトレにとても関心を持っている人が嬉々としてこんな事を言っていました。

「電車の中で出来るボイトレを考えたぞ!発着の時とか車内アナウンスの時とか・・・周りがうるさい時に”吸気の裏声”をやるようにしてる。これなら周りの人に気付かれずに出来る!」

なるほど、確かに電車の中とはいえ、周りの喧噪に紛れて行えば”吸気の裏声”くらいは充分に可能だと思います。(そのことを嬉しそうに話す彼をみて、僕は”ああ、彼も立派なボイトレおたくだなあ”と、微笑ましく思いましたが 笑)

こういう「日常生活でいかにボイトレするか」という思考で暮らしていると、ちょっとした練習くらいなら案外いつでもどこでも出来るものです。

実際、僕自身も歩きながら「フー(裏声呼気)~フー(裏声吸気)」を小さな声で繰り返したり、シュナル(極低音)で「ア”~」とやったり、咳ばらいをしているフリをしてガム声(歪み声)の練習をやってみたり、色々やっています。(今のところすれ違う人に凝視されたことはないので、たぶん大丈夫だと思います!)

それから、車に乗っている時には奇声を発したり、曲を流しながら全編ガム声(歪み声)で歌ってみたり、全編わざと裏声で歌ってみたり・・・色々やってます。(”全編わざと裏声で歌う”練習はとても良い訓練になります。特に低い音域を歌う時に地声に落ちないように裏声の状態で持ちこたえるようにやってみてください)

要は心がけ次第でちょっとした練習は案外可能だということです。「さあボイトレしよう!」と意気込んで臨んでも、せいぜい1~2時間のことです。それより遥かに長い時間を占める”日常”の中にボイトレを持ち込む、その精神を染み込ませることは、長い目でみると馬鹿にできない蓄積になってくるはずです。

そういえば、僕が大学時代に組んでいたバンドのドラマーは「うちわを使う時にレギュラーグリップの練習をする」、そんな人でした。どういうことかというと・・・下をご覧ください。

この写真の人の右手(向かって左の手)の持ち方が「レギュラーグリップ」です。彼はこの持ち方でうちわを使う人でした。

彼曰く「俺はレギュラーグリップを練習したい。だから、うちわを使う時は必ずこの持ち方であおぐ!ひと夏過ぎたらだいぶ慣れてくるはずや!」と。

当時の僕は「熱心な奴やなあ」くらいにしか思えませんでしたが、今は彼の考えと行動がよく理解できます。

 

日常生活の中にボイトレを取り入れるなら、やはり毎日のように頻繁に行う行動とセットにするのが有効でしょう。

  • 毎日コンビニに行く人なら・・・レジで商品を受け取るときに、必ず「ありがとう!」とアンザッツ1番の声で言う。
  • 朝の挨拶「おはよう」を、必ずアンザッツ6番で言う。
  • 「こんにちは!」の挨拶はアンザッツ2番の声で言う。
  • 飼い猫の真似で「ニャオー(アンザッツ3b)」、飼い犬の真似で「ワン!ワン!(アンザッツ3aガム)」でやってみる。

ボイトレに興味がない人から見ると、ちょっと変わった人に見えるかもしれませんが、意外に馬鹿にできない訓練効果があると思います。(上に書いた、レギュラーグリップでうちわを使うドラマーと比べたら・・・どっこいどっこいでしょうか 笑)

 

いかがでしたでしょうか?

幸い、ボイトレは割といつでもどこでも気軽にやれる練習もたくさんあるので、日常生活の中に少しずつ取り入れてみましょう。

少なくとも僕はそういう考え方で過ごす”ボイトレ生活”を「楽しい!」と感じています。

最後に、今日の一言ボイトレのサブタイトル「Add Some ”VOICE TRAINING” to Your Day」は、ビーチボーイズの曲「Add Some Music to Your Day」から拝借致しました↓

https://www.youtube.com/watch?v=PBkA4-U4MPk

とても美しい曲なので、ぜひ聴いてみてください。この残暑の厳しさを少し和らげてくれると思います。

 

ご精読ありがとうございました。

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