飛び入りライブでの気付き。ウォーミングアップなしで歌うこと、伴奏を自動化すること

10月も末日になるといよいよ秋も深まってきた印象で、日中でも肌寒く感じるようになってきました。(僕は”暑がり”なもので、かなり季節が進んでもいつまでも”半袖”で過ごしますが、さすがにそれも厳しくなってきました!)

話は逸れますが、僕は京都市北区に住んでいます。なので他府県の人から「あなたのお住まいは?」と尋ねられたら「京都市内です」と答えることは何もおかしなことではありませんが、一概に”京都市内”といっても色々な地域がありまして、僕の住んでいるところはかなりの”山間(やまあい)”なんです。

そんな京都市内随一の”山間(やまあい)”地域では「秋にカメムシが大量発生する年の冬は寒い!」という言い伝え(?)があります。僕がこの地域に住んで20年以上になりますが、確かにこの言い伝えは正しいようです!そして、10月も終わろうというこの時期、僕の家のベランダは”カメムシだらけ”です!

きっと今年(2018年)の冬は厳冬ですよ、皆さん!

さて僕は先日、京都市内のあるライブハウスで「飛び入りライブ」に参加してきました。システムとしては予めエントリーすると一人20分の時間が与えられ、その時間内の進行は全て自分で行ない何曲演奏しても構わない、というものです。

友人たち総勢5人で出かけ、とても楽しい一夜となりましたが、この記事ではそんな中での気付きや感想についてまとめてみたいと思います。

よろしくお願いします。


ウォーミングアップなしで歌わなければいけないことの不安

そのライブハウスには”楽屋・控室”というものがありませんでした。エントリーした人たちはそれぞれ自分の楽器を調整したりしながら、客席で他の人の演奏を聴きながら自分の出番を待ちます。(つまりエントリー者は、自分の出番以外は”観客”ということになります)

このあたりが、普段僕が演奏している環境とはかなり違います。いつも僕たちは楽屋で出番までの時間を過ごします。過ごし方はそれぞれですが、僕は大抵ボイトレやウォーミングアップをしたり、これから歌う曲の歌詞を確認したりしています。そして出番のほんの寸前までウォーミングアップをやっていることも少なくありません。

飛び入りライブでは、そんな「出番直前のウォーミングアップ」ができません。これは僕にとっては”不安要素”の一つです。

その日は19時に皆で集まって軽く食事を摂り、その後ライブハウスに移動したのが20時、そして飛び入りライブがスタートしたのは21時、さらに僕の出番は21時30分頃でした。つまり2時間30分の間、僕はウォーミングアップをしなかったことになります。

もちろんその日も、日常のボイトレやウォーミングアップを済ませて19時を迎えましたが、僕にとっては「最後のウォーミングアップから最初の曲を歌い始めるまでの時間が2時間30分も空いている」という状況はほとんど経験がありません。

なので「喉が硬直して、ウォーミングアップの効果がなくなってしまうのではないか」という不安はありました。結局そのことに対する対処法は「曲順を、喉が温まりやすい順番に並べる」ということでした。(歌いやすく慣れた曲を一曲めに持ってきただけですが・・・)

僕は、ライブで歌うには”直前の”ウォーミングアップはとても大切だと考えています。楽屋で充分に練習して身体と喉を温め、その勢いのまま「えいやッ!」とステージに上がる・・・何度ライブの経験を積んでも、いまだにそんな”勢い”の力を借りてステージに上がっている面は確かにあります。けれど身体や喉を温めることが「ボイトレではない」こともまた確かです。これは純然な”ウォーミングアップ”以外の何物でもなく、訓練価値はまるでありません。よって、ストレッチや腹式呼吸の練習はボイトレではありません。

 

弾き語りの伴奏を”自動化”することの大切さ

ある若い男性が、中国語の歌のカバーをギターで弾き語りしてくれましたが、彼のギターはほぼ完全に”自動化”されていました。ギターの伴奏は、彼の歌のバックで淀みなく”邪魔にならず”きれいに流れていました。

かなり複雑なアルペジオを弾きながら歌ってくれました。彼の表情を見ると・・・目をつむって感情を歌に乗せていました。

僕は彼の演奏を聴いて「弾き語りの伴奏を”自動化”すること」の大切さを改めて感じました。

「歌だけ歌う」ことと「ギターで弾き語りをする」ことには難易度的に大きな差があります。ギターの演奏に気を取られていたのでは、せっかくの歌にも注力できなくなってしまいます。

”自動化”されていない”不安げな”伴奏は弾き語りの「足かせ」になってしまいます。また主張の強すぎる伴奏は、その演奏にとって”異物”となってしまうでしょう。

強い自戒を込めて!ギターをよく練習して歌の邪魔者にならないように、“異物化しない”ようにしよう!と思いました。

 

初めての場所へ行き、経験することの大切さ

仲間と一緒に、わずか数時間新しい場所で過ごすだけで色々な気付きがあるものだなあ、と思いました。

やっぱり何事も一歩踏み出してみるべきで、そうしないと勿体ないですね!

これからも、機会があれば色々な場所へ出かけていって学んでいかないといけないなあ、と思った夜でした。

 

以上、ご精読ありがとうございました。

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