傷んだ喉、傷ついた声での歌。とにかく丁寧に、声の質感を軽く。各々、不調時の対処法は持っておくべき。

昼間は30度に届こうかという相変わらずの残暑、しかし朝晩は肌寒く「そろそろ一枚羽織ろかいな」など呟く今日この頃、体調管理がとても難しいです。

実は僕も先週頭から喉が痛く、妙にいがらっぽいのです。周りには咳をしている人が何人か居たものですから、ヤバイなぁとは感じていましたが。

さて、今回は直近のライブ音源を掲載いたします。この日は朝から喉の調子が思わしくなく、ライブ直前になっても声がなかなか仕上がらず途方に暮れていましたが・・・※不調の時ほど、長く慎重なウォーミングアップを!これもライブシンガーのセオリーだと考えています。

いっそのこと、痛んだ声のままカッコよく聴こえる表現を目指そう、というコンセプトで歌ったビートルズのフールオンザヒルという曲です。

調子の悪い時は各声区(地声と裏声)はスムーズにブレンドされません。なので、特に各声区の繋ぎ目=パッサジオでは、とても丁寧に歌わざるを得ません。その近辺の音に対する質感は、とても軽いもの・小さいものをイメージする必要があります。ヘビーな質感を声に求めた途端に、声は崩壊に向かうかもしれません。

ここに掲載した音源では僕は完璧にやれているとは申せませんが・・・シンガーたるもの人間です、体調の悪い日だってありますので、そんな対処の仕方を学んでおくことは実践レベルではとても大切だと思います。

調子の悪い時の歌、そのキーワードは、「とにかく丁寧に」「声の質感を軽く」「ヘビーな表現を避ける」などです。

各シンガーがそれぞれ、自分に合った不調時対処法を持つべきと思いますが、僕の対処法が少しでも参考になれば幸甚です。

筆者のプロフィール、ボイトレへの考え

 

以上、ご精読ありがとうございました。

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