ボイトレしている大学生の方へ。就職してからも少しずつ練習してください

僕は大学生の頃「フォークソング愛好会」というクラブに所属していました。

「フォークソング」とは名ばかりで、ロック・ヘビメタ・パンク等、様々な部員が在籍した、いわば「軽音楽部」です。

一応、先輩から後輩への技術伝授みたいな時間も設けられていましたが、皆基本は独学で楽器を練習していました。

小さなころからギターをやっていた人、大学入学を機にドラムを始めた人・・・クラブには色々な人が所属しています。つまり、入部した時点で何年もキャリアのある人もいれば、全くの初心者の人もいるという事になります。必ずしも先輩だから上手い、後輩だから拙い、という訳ではないので、先輩が後輩に教える事も難しい場合もあります。

当時は「歌を習う・発声を勉強する」という概念は、少なくとも僕たちのクラブには無かったので、シンガーもやはり基本は独学です。それも「大きな声を出し続けていれば喉は強くなる」といった非科学的な考えが中心だったと思います。

さて、昨今の大学の軽音楽部の実情はどうなっているのでしょうか?

僕たちの時代とは比べ物にならないくらい情報が溢れているので、どの楽器の奏者であってもアカデミックな練習方法を知っていたり、熱心な部員はレッスンに通ったりしているのかもしれません。

ただ、大学は地方からの生徒も集まっているので、卒業と同時にその場を離れる人も多いです。その辺りは先生・生徒双方にとって一抹の寂しさがあります。

そうなるとせっかく受け続けてきたレッスンも、物理的に継続する事が難しくなるでしょう。

そんな場合はボイトレそのものを止めてしまうのは勿体ないと思うので、実家のある土地で就職するにしても、最初の配属先が遠く離れた場所であっても、ぜひボイトレを続けてもらいたいと考えるのがトレーナーとしての思いです。

今回は、そんな内容で書き進めてみたいと思います。

お付き合い下さい。


僕自身の経験から、就職してしばらくはボイトレする余裕がないかもしれません

実は、僕も大学を卒業してすぐに、あるコンピュータプログラムの会社に就職した経験があります。

そんな僕の経験から考えると、とにかく、就職してしばらくの間は心に余裕がないと考えておいた方が良いでしょう。

社会人一年目は覚える事もたくさんあり、趣味に使う時間を持つこともままならないかもしれません。

 

少しずつでもボイトレを続けてほしいです

大学生のボイトレ学習者の方に僕が切実にお伝えしたいことは「ぜひ、少しずつでも練習を続けて下さい」という一点に尽きます!

確かに就職した直後は、初めての事だらけで大変だとは思いますが「ボイトレを僅かずつでも続ける」事が出来れば、きっと後になって大きな財産となると思います。

大学時代に頑張ってきたボイトレに対する気持ちを、細くても良いので繋いでおく・・・これが出来れば、後々「ああ、続けていてよかった!」と、きっと思えるはずです。

事実、僕の演奏仲間で、下記のような事例がありました・・・

 

就職して別な土地に行っても練習を続けていたB君

僕が出演しているキャバンクラブ大阪で、ウェイターとして働いていたB君は大学生でした。

また彼はドラマーとして月に1~2回ステージにも上がる「ウェイター兼演奏者」でもあり、少しづつではありますがドラマーとしての腕前も磨いてきた人です。

そんなB君も、2017年の春、いよいよ大学を卒業する時が来て東京に就職が決まり、お店を離れることになりました。

彼は「社会人になっても音楽は続けていきます!」という言葉を残していきましたが、実は僕は内心「しばらくドラムスティックを持つことは難しいだろうなあ」と考えていました。自分自身が社会人一年目の時を思い出しても、ドラムを叩く精神的・肉体的余裕は持てないだろうと思ったからです。

そんなB君が就職しておよそ一年後の2018年ゴールデンウィーク、休みを利用して大阪に帰省した折にキャバンクラブのステージに一日限定で上がることになりました。お店の人に聞くと、B君の方から「ぜひ出演させてください!」と直訴があったそうです。

さて、僕たちは久しぶりのB君の演奏を(半分ハラハラしながら)聞いていました。

なんと、彼のドラミングは就職前よりも格段に進歩していました。それに加えて彼自身のステージでの立ち振る舞いも堂々として見えました!

ライブが終わってからB君と話したのですが、就職した直後から、週に一度、会社の帰りにスタジオを予約して一人で練習することを一年間ずっと続けていたそうです。

上の項で書いたように、B君はまさにドラムに対する思いを「細くても繋いできた」のであり、その事が彼の技量を保つどころか進歩させました。きっと彼は大阪での一日限定のステージが終わった後に「ああ、続けていてよかった!」と思ったはずです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

B君のエピソードからも分かるように、忙しく大変な時期に少しずつでも続けていく事は、後々きっと「やっておいて良かった!」と思うことになります。

大学生の皆さん、せっかく頑張って続けてきたボイトレです、就職後も少しずつ練習を続けてください。

そしてそのまま独学で続けるのもよし、新しい土地で新しい先生に教わるのもよし、続けてさえいれば色々な選択肢がありますよ。

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以上、ご精読ありがとうございました。

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