僕は、ブログを書いみて分かった事・勉強になった事がたくさんあります。
例えば・・・
- 一つの記事を仕上げるのに、こんなに時間が掛かるとは!
- 今まで、曖昧なまま放っておいた知識が結構あった!
- まだまだ知識の蓄積が足りない!
そして、ブログを書いていく上で経験したことで「ボイストレーニングにも当てはまるなあ」と思う事もたくさんあります。
そして継続が大切!という点ではブログを書く事もボイトレも共通していると思います。
今回はブログを書いてみて実感した「続ける事の難しさ・大切さ」をボイトレにも当てはめて書いてみたいと思います。
お付き合い下さい。
続ける事は難しい
ブログは「続けること」が本当に大変です。
このブログの内容は「ボイトレ限定」か、せめて「音楽」からは離れたくないので、ネタが次から次へと沸いてくるような事はありません。
つまり、いつもネタ切れ状態です!
ネットで検索すれば見つからない情報は無いような世の中なので、僕自身がネットで調べて簡単に見つかるような情報を書いても仕方がありません。
「僕自身が経験から得た事」を付加価値として書いてこそ、ブログを書く意味があります。
でも意外に、パソコンに向かって何か書こうとしていると、「自分の引き出しの奥の方」に置き去りにしていた、過去にやっていたトレーニングの事・その時の感覚なんかが克明に蘇ってくるものです。
何年か前の歌っている時の感覚が、その時にやっていたトレーニングを思い出すと割とはっきりと蘇ってきます。
そして、「あの頃は今とはだいぶん違う発声をしていたんだな、ともかくトレーニングを続けてきて良かったな」と感じます。
僕の場合、ボイトレはもう完全に習慣化していて「やらないと気持ち悪い」状態なので、自分自身のトレーニングを続けることは難しくはないのですが、ブログの方はまだまだ初心者なので、時々心が折れそうになる時があります。
そんな時は、他のブログ、それも「長く続けて書かれている」ブログを見て励みにしたりしています。
そんな中で「ボイトレもそうだよなあ」と感じた事がいくつかあります。
続けているだけで「勝てる」
僕が読んだ、とても長く続けて書いていらっしゃるブロガーさんがこんな事を書いていました。
「ブログは続けて書いているだけで、勝者になれる。なぜなら、多くの人は数か月でやめてしまうから。自分は全然特別な事をしていないのに(普通に書き続けているだけなのに)周りが勝手にやめていくから。だから続ける事だけを目標にしても良い。それだけで絶対勝てる!」
だいたい、こんな趣旨でした。
そして、別のブロガーさんはやはり「辛いのは最初に数か月。それから先は習慣になる」とも書いていました。
話は変わりますが、僕が昔習っていたクラシックギターの教科書にこんな事が書いてありました。
※最初の何ページかは退屈なアルペジオの練習ばかりが延々と記載されている教科書でした。
「この最初の練習は退屈で飽き飽きするだろうが是非突破してほしい。なぜならこの練習をやり切った者は一生ギターを手放さなくなる。」
この文章は「ギターを弾きたい人には2種類しかいない”1か月でやめる人”と”一生弾き続ける人”」という意味にとれると思います。
ボイトレも全く同じです。
最初は声も出にくいし、言われている事も分かったような分からないような・・・
しかも最初の内は全然変化や成長が感じられません。
でも毎日5分でも練習していくうちに必ずどこかで声に変化が現れます。
変化や成長が表に現れない時にいかに我慢してトレーニングし続けるか、これが一番大切です。
ボイトレでは周期的に何の変化も現れないような時期があります。この時期は、言い換えれば「地面の下で根がすくすくと育っている時期」です。そして、我慢してトレーニングを続くているとある日突然、声の変化を感じると思います。(これは本当に突然です!昨日まで出来なかった事が今日出来たりします)
続ける事=前に進む事
たとえ拙い文章でもブログを書き続けるのと同じように「毎日5分でもボイトレする」事が、いつか身を結ばないはずはない!と信じましょう。
僕は、もし過去の記事を見直してみて追記する必要があればするつもりです。
ボイトレも同じです。
毎日やり続けたなら、多少の方向性のズレは修正可能です。
やらなければ、そのズレさえ生まれません。
レッスンを受けているのなら、普段の練習は思い切ってやってもらって大丈夫です。特にボイトレをやり始めの人は、例えば「鋭い裏声」を出す練習なら「何となく鋭いかな」ぐらい大雑把でも良いと思います。次のレッスンで修正すれば大丈夫です。
まとめ
僕は、ブログを書いてみて、初心者のうちはあれこれ悩みながら書くよりもとにかく「やってみる」事が大切だと実感しました。
一歩前に踏み出せば、必ず何かが起きるような気がします。
もし誰かが「あの人、飽きもせず毎日毎日、何年もボイトレ続けてるよなあ」と言われたら、最大級の誉め言葉だと思いたいですね!
以上、ご精読ありがとうございました。