【ボイトレ格言】声の裏返りを後悔しない、大胆さと繊細さのバランス、声を頭にイメージする

ライブやカラオケで歌っていると・・・声が裏返ってしまったり、酷く音が外れてしまったり、高音のメロディーが全部フラットしてしまったり・・・そんな失敗をすることもあるでしょう。

例えばサビの大切な”ここぞ!”という箇所で声が裏返ってしまった!・・・とても恥ずかしくて、今すぐマイクを置いて、聴いている人、一人一人に言い訳して回りたいような、そんな気分になってしまいます。

けれど、もちろんその次の瞬間からも音楽は流れ続けているのであり、そんな後悔は後回しにして最後まで歌うことに集中する、そして出来れば名誉挽回!尻上がりに調子を上げて、曲のラストの部分にかけて活き活きと歌い終えたいものです。

つまり、歌に”後悔”は無用なのです。

すでに過ぎ去ったことは仕方がない。私は、意識的に

先のことを考えるようにしています。

反省は勝負がついた後でいい。

羽生善治

国民栄誉賞受賞の棋士・羽生善治さんの言葉です。

歌も将棋も、刻々と流れる時間の中で最良のパフォーマンスを示さなければいけません。

「声が裏返った」「音程を外した」・・・そんな反省は歌い終えてからで良いのです。

聴いている人にもその”後悔”は伝わってしまいます。せっかく元気よく歌い始めたのに、声が裏返って以降の歌声からは自信のなさがありありと見てとれる・・・そんな状態には陥りたくないものです。

 

大きく見ることと小さく突き詰めていくこと、

このバランスが大切なのだと思う。

羽生善治

同じく羽生善治さんの言葉です。

ボイトレのレッスンでは、相反する二つの助言を受けることもあると思います。

例えば「細かいことを考えずに、とりあえずどんどん声を出していきましょう!」「レジストレーションの練習(裏声と地声を行き来する練習)では、わずかな声の断絶も聴き洩らさないように、集中して慎重に!」

確かに「大きく見ることと小さく突き詰めていくこと」はどちらも必要なことなのです。

恐る恐る声を出してばかりいたのでは、萎縮した喉の筋肉はいつまでたっても目覚めてくれないでしょう。また声の断絶を無視した乱暴な練習ばかりでは、目指すべき完全な喉の機能回復には到達できません。

やっぱり羽生善治さんのいうところの、「大と小」「剛と柔」のバランスが大切なのです。

 

頭で最初に考えて、そして後からモノができる。

160キロ投げている姿がある。そこに後からできる現実がある。

大谷翔平

二刀流の天才・大谷翔平さんの言葉です。

声は「メンタル」の影響をとても大きく受けます。

例えば次に歌うフレーズの「音の流れ」「母音の流れ」「感情的な抑揚」・・・そういったイメージを強く頭に描いてから歌うのと、ただ闇雲に歌い始めるのとでは全然違った結果になります。

つまり、歌は”最初に考えて、後からモノができる”と言い換えても良いほどです。

ボイトレでは、こういった”イメージする力”を鍛える事、イメージできる反応速度を速めることも大切な練習になります。

 

以上、ご精読ありがとうございました。

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