【気楽に一曲、歌ってみました】ルシール。喉のフォームと声の音質の確認、ノリを演出する、フラジオレットを使う。

「気楽に一曲、歌ってみました」カテゴリーでは、その名の通り”気楽に歌った歌唱サンプル”を載せていきたいと考えています。これまでの「歌唱サンプル」はどちらかといえば”頑張って歌った”という印象の歌が多かったのですが、こちらのカテゴリーは、僕が長くレパートリーにしている曲や歌いたい曲、それも割合”気楽に歌える”曲を取り上げていきたいと思います。

なので必ずしも”ボイトレ的分析”を伴わないものになると思いますが、これを読んでくれた人・聴いてくれた人が「ああ、私の知らないこんな素敵な曲があるんだ!」と、その曲のオリジナルバージョンに興味を持っていただければ幸甚です。

僕自身の趣旨としても、とにかく”気楽に”歌うことを心掛けたいと思います。録り直しも出来るだけ少なくしたいと考えていますので「音程、外れてるやないか!」「リズム、走ってるやん!」といったお叱りも出てくるとは思いますが、そのあたりご容赦くださいませ。

 

僕はずっと歌うことが好きで、それこそ幼少の頃から暇を見つけては歌っていました。その甲斐あって、皆が歌や音楽に目覚める中学~高校時代には(独学とはいえ)相当な時間の”歌い込み”が蓄積されており、ある程度の高音も出すことが出来ました。

僕は高音が出せる!・・・このおごりが将来、僕を苦しめることになります。僕は決して「高音で歌えていた」のではなく「高音が出せていた」に過ぎませんでした。喉の仕組みやメカニズムのことなど一切勉強したことはなく、また歌のレッスンを受けようなどとは露ほども思わない”お山の大将”だったのです。

僕は”シャウト”にずっと憧れていましたが、ずっとそれは叶わない夢でした。ボイトレをやる以前の僕は、調子の良い時はバラードならある程度満足に歌えていましたが、ハードなシャウトとなるとカラッキシダメでした。当時の僕の喉は望み通りのハードな音質を出すことができず、いつも苦し紛れに高音を出しているだけでした。

「これがシャウトの正体か!」と分かり始めたのは、ほんの最近のことです。ボイストレーニングが進むにつれて、望むような声でシャウトすることも段々と可能になってきました。

 

さて、今回は高音シャウトの代表的なナンバー、リトルリチャードの「ルシール」を載せておきたいと思います。

※2019年4月14日(日)、京都桂のライブハウス909にて録音。

リトルリチャード本人や、ビートルズのカバーでも有名なこの曲、僕たちのライブではアンコールに時々演奏されます。

とてもノリノリの曲なので、お客さんの反応はいつも上々です。バンドもエキサイトできるので、とても重宝している曲なのです。

 

さて、今回のライブ録音ではボイトレ的に有用なテクニックを2点ご紹介しておきます。

出したい声の音質、喉のフォームの確認のために、イントロで声を出す

録音の冒頭部分、イントロが演奏されますが、そのバックで僕は「オー!ルシール」「イエー!」などと叫んでいますが、これは歌い出しの声の確認と喉のフォームのチェックのために敢えて行っているものです。

「こんな声で歌う」という具体的な声の音質で「イエー!」などとイントロで叫ぶことで、自信を持って歌い出すことができます。

またその時の喉のフォームを確認し、脳裏にビジュアル化することでスムーズに歌に入っていけます。

イントロで少し声を出しておく・・・声の音質と喉のフォームをチェックできる、しかもお客さんに対して”ノリノリ”を演出できる!一石二鳥の凄い裏技です。

 

フラジオレットを発声して、高音発声のフォームを維持

最初の歌が終わるとギターソロに突入しますが、その直前で「ワオ!」という甲高い叫びが聴こえると思います。この高い音域の裏声はフラジオレット(裏声よりさらに高い声)の要素を含んでいます。

高音発声にはフラジオレットは不可欠なのですが、ギターソロを導くようにそんな声を出すことによって高音発声のフォームを維持しようとする試みです。

これも上項同様、喉の機能的な助けとエンターテイメント性を兼ね備えた、とても便利なテクニックです。

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以上、ご精読ありがとうございました。

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