48歳からでも声を変えたい、いや変わる!僕自身の喉で実験を重ねられる幸運と喜び。

まことに個人的なことで恐縮ですが、ワタクシ去る2019年3月3日をもって48歳となりました。

3月3日ひな祭り、僕はそんな”覚えやすい”日に生まれたので、幸い親族や友人たちも僕の誕生日は記憶してくれているようです。もし僕が女性なら「ひな祭りと”抱き合わせ”で誕生日会を」ということになるかもしれませんが、幸い性別が違っていますのでそのあたりは良かったです。(小学校の頃、近所に5月5日が誕生日の女の子がいました。「お誕生日を交換したいねえ」と言い合っていましたが、そんなことをしたら”抱き合わせ誕生日会”は避けられず、僕の誕生日には食卓にズラリと柏餅が並んでいたことでしょう)

さて、そんな50歳手前になった僕は世間的には中年なのか?いや”初老”ではないのか?!・・・「初老」・・・そんな愕然とする響きを聞く日も近いのかもしれません。

まあけれど、とにかく僕はボイトレ学習者として、さらにはボイストレーナーとして、まだまだ身に付けなければならないことがたくさんあります。また幸い僕が取り組んでいる”声の訓練”は、中年~初老になろうとする僕のような年齢でも充分に成果を出す事ができるものです。

そしてそれは絵空事・希望的観測といったものではなく、実体験として僕が感じ、また周りの人からの評価としてもそのように感じてもらっている事実であると確信しています。

さて、今回のブログ記事では、僕がボイトレをやり始めてから(特にフースラーメソードと出会ってから)の実体験としての声の変化や成長をまとめてみたいと思います。

お付き合いください。


声の自由度が格段に上がり、歌える音域も拡がった

「声を自由自在に」「声域を広げる」・・・これはいわば全てのボイトレ学習者が目指すものなのですが、両方とも格段に進歩したと思います。(まあ、”自由”であることと”歌える音域が広い”ことはイコールなのかもしれませんが)

音程に対するシビアな耳も肥えてきたように思います。また、それに応え得る喉の自在性も上がっています。

また、フラジオレット(ホイッスルボイス)の練習をやったために歌える高音域が広がりました。・・・と言っても1~1.5音ほど高音側へ広がっただけですが、それだけで歌える歌の幅も随分と広がりました。

「歌える」「歌えない」を左右するのは、実は”ほんの一音”だけということがほとんです。その音を無理して出しているか余裕を持って出せているか・・・たったそれだけのことで、その歌をレパートリーに加えるか否かに関わってきます。そうです、色々な意味で「歌が上手い人」「歌が苦手な人」を隔てているのは、”ほんの少し”の差だけだと僕は感じています。

 

スタミナがつき、右肩上がりに調子を上げる事ができるようになった

以前の僕はスタミナのないボーカリストでした。いつのライブでも最後の方は声が出なくなり、高音を誤魔化したり、酷い時には誰かに替りに歌ってもらったことさえあります。

けれど、今はむしろ段々と調子を上げていくタイプのボーカリストに変わることができたと思っています。

僕の喉の中身を工場に例えると・・・かつては色々な部署がてんでにバラバラに仕事をしていました。けれど今はそれぞれの部署が自分達の仕事を全うしながらも”歌声のためのひとつの大きな工場”として、統合されて団結して働いてくれています。なのでひとたび”各部署の団結”が起これば、その後はどんどん良い仕事をしてくれます。

歌う人にとって喉のスタミナは大きな問題です。かつての僕のように”一曲だけなら上手い”ボーカリストは実戦向きではありません。いや、それどころかカラオケ大会や長時間の会話にすら耐えられません。

 

継続の大切さ、尊さを知ることができました。

毎日のボイトレをやり続けて・・・続けることの大切さ・喜び・難しさを知る事ができました。

ボイトレのセオリーとして「少なく、しかし度々」とはよく言われますが、これは言い換えれば”継続の大切さ”だとも言えると思います。

少しずつ練習を積み重ねて・・・ある日、喉がそれに応えてくれた瞬間の喜びは例えようもありません。

 

まとめ

「時間の調整にシビアになった」「ブログを書く事を覚えて、それを生活の一部とすることができた」「尊敬できる生徒さんや先生と出会えた」などなど・・・ボイトレは僕に色々なことを教えてくれたと思います。また最初は予想しなかったこととして「本当の意味で自由に歌えるようになるためには10年か、それ以上かかりそうだ」と最近では考え始めています。

僕は48歳となりますが、これからも自分の喉で実験して生徒さんのレッスンへと還元し、ライブ活動にも活かしていきたいと思います。

そういう意味で僕は幸運な環境にあると思っています。自分自身の”声の実験”の成果を確認する場面がいくつもあるのですから。

 

以上、ご精読ありがとうございました。

筆者のプロフィール、ボイトレへの考え

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