「油断すると裏返る」僕の声は”全然自由じゃない”事が判明しました!

僕は、当教室のサブタイトルにもあるように「声とは一歩一歩確実に」育てていかなければならないと信じて、自分自身も毎日トレーニングを続けています。

そして、僕には幸い週に何度か、その成果を試す場が与えられています。

お店のご厚意により、レッスン場所としても使わせていただいている「キャバンクラブ大阪」での演奏活動は、質・量ともに僕の生活の中で大きな位置を占めています。

 石橋ボイストレーニング教室
石橋ボイストレーニング教室
https://ishibashivoice.com/cavernlessson/
京都、大阪でボイトレ 一歩一歩確実に!一生ものの声を育てる

そこで得た情報・気付きを、生徒さん達へ「歌う現場に近いトレーナー」として還元していきたいと考えています。

そして、もちろん僕自身のシンガーとしてのレベルアップのためにも、大切な「生のライブ経験」をたくさん積ませてもらっています。

この記事にはじまる「ライブ活動での気付き・発見」カテゴリーでは、そんな僕の「歌う現場に近いトレーナー」としての経験を、なるべく時間を開けずに詳細に書いていきたいと思います。

ぜひ、お付き合い下さい。


2018.5.15の出来事

演奏中に弦が切れました

キャバンクラブ大阪では、毎夜「30分×4回」のライブステージが行われます。

その4回目(最終)ステージの3曲目(曲はTaxmanでした)を演奏中に、僕のベースの3弦のチューニングがどんどん下がっていくのに気付きました。

僕は、コーラスを歌いながら3弦のペグを回して再度チューニングしようとしましたが、3弦の音はどんどん下がっていくばかりでした。

後で分かったのですが、問題の3弦は切れかかっていました。

つまり、「コーラスを歌いながら、ベースのチューニングを合わせる」という事を、曲が終わるまでやらなければならなかったのです。

結局、リーダーが異変に気付いてくれて(本来ならこのまま4曲目、5曲目・・・と続けて演奏する予定だったのですが)、進行を止め、僕がスペアのベースを用意している間、МCで繋いでくれました。(その間、およそ3~4分くらいだったでしょうか)

気付いた事

僕の喉は不自由です

曲の途中で、ベースの調子がおかしい!と気付いてからも、次々にやってくるコーラスのパートを(ペグを回しながら)歌わなければならなかったのですが、この時、僕は(毎夜のように演奏して慣れ親しんだはずのコーラスパートを!)!上手く歌う事が出来ませんでした。

音程は外れ、声は裏返り・・・散々な状態でした。

ここで、ボイストレーニング的に注目すべき点は「ペグを回しながらとはいえ、声が簡単に裏返ってしまった」事です。

「声が裏返る」という現象は「喉の機能の一時的な崩壊」であり、「地声と裏声の融合が甘い」事を意味します。

実は、その日はファーストステージから声の調子は上々でした。

僅かな歪みを意図的にかけれられていたので「調子は良かった」と思います。

そんな好調時にさえ、僕の喉の機能は「簡単に崩壊してしまう」という事がわかりました。

喉の機能の崩壊は、冷静な時であれば「食い止める」ことも出来ます。語尾を裏声にしゃくり上げたり、歪みを強くしたり、意図的に脱力させてみたり・・・。ただ、この日は慌ててしまって、喉の状態のビジュアルを思い描く事が出来ずに、喉の機能の崩壊を「食い止める」ことが出来ませんでした。

 

今後の課題・方針

これまで通り、地道にボイストレーニングを続けていきたいと思います

「声の裏返り=喉の機能の崩壊」は、続けて何曲も歌うと稀に起こる事がありますが、この時の僕の喉はほとんど疲れていなかったので、「蓄積疲労」の類の崩壊ではありません。

単に「他の動作(ペグを回す事)が加わった為に、喉がその機能を保てなかった」という事です。※ペグを回す事自体は、とてもシンプルで簡単な動作です。

つまり、僕の喉の機能は「意識する事によって、やっと保たれていた」のであり、他の動作に意識が行ってしまうと瞬時に崩壊したのです。

リーダーがМCをしてくれている間、僕はスペアのベースのチューニングをしながら、その会話に「そうですね!」「なるほど~」と相槌をうっていました。この時は当然「喉の機能の崩壊」など起こりません。コーラスと相槌、難易度の差はあるとはいえ、共に「喉が仕事をしている」という点では同じです。究極的に「完全に自由自在に声を出す」という事は、この時の相槌のようなものだと思います。つまり、他の動作をしながらであっても、声を「自由自在にコントロールできる」という境地です。

僕は歌った直後のМCの第一声を発する時、少し間を置いてМC用の声を慎重に作らなければならない時が稀にあります。こういう時は喉の機能が崩壊気味なのかもしれません。でも以前に比べたら、こういう心配もかなり減ってきました。何年か前なら、歌った後すぐにМCを始めようとすると声が掠れたり裏返ったりしていました。そう考えると悲観ばかりではありません!以前よりは格段に僕の喉の機能は回復してきているとは思います。

結論は、残念ながら僕の喉は、今でも不自由で、完全な機能回復にはまだまだ時間が掛かりそうです。

 

それでもトレーニング方針には何の変更もございません。

全ては「喉の機能の未熟さ」が原因です。

やはり、毎日の基本的なボイストレーニングを地道に続け、更なる喉の機能回復に努めたいと思います。

 

以上、ご精読ありがとうございました。

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