新時代のボイトレ指針。何も変わらず、”歌うボイストレーナー”を継続する。【付録】ア母音について

本日いよいよ平成から令和へと元号が変わりました。僕は昭和46年生まれなので、これで昭和~平成~令和と、三つの時代を生きたことになります。僕はここ10年はずっとお店のステージで歌うシンガーでしたが、昨年(2018年)の2月からボイストレーナーとしての活動を始めているので、平成の最後の最後で僕は自分の声の進路を”教える側”へとシフトチェンジしたことになります。

もちろん、僕自身の活動は元号が変わっても何も変わることはなく、レッスンを受けに来てくれた生徒さんの歌声が少しでも良くなりますように、レッスンの質の向上を求めて勉強を続け、また自分自身の喉を”声の実験場”として実戦的に活用し(ライブ活動での発見や気付きをレッスンやブログに反映させる)、レッスンの現場へと還元していきたいと思います。

僕自身のボイストレーナーとしての特徴である「常に歌っているボイストレーナー」という点についても重く受け止めていきたいと思います。ここ最近は、日々の忙しさにかまけてライブの数を減らす傾向にありますが、少なくとも月間3~4回のライブ出演は保っていきたいと考えています。

元号が変わる・・・ふと考えてしまいます。前職である印刷の仕事に僕が今でも携わっていたなら・・・今頃は大変な忙しさであったことでしょう。何しろ全ての印刷物の「平成」の文字を「令和」へと書き換えなければなりませんので。

また、このブログもできる限り継続していきたいと考えています。さすがに”毎日更新”は、いつまで続くか分かりませんが・・・

さて、今回のような「平成~令和へ」というような時事的なネタは、即座にブログ記事にしなければ!と考えてしまいますが、せっかくなので何かボイトレ的な内容を・・・

「昭和」「平成」「令和」、この三つのうち、パッサジオ(地声と裏声が入れ替わる音程)付近で歌ったときに一番歌いにくいのはどれだろうか?と考えてみます・・・うーん、「平成」は割と楽に歌えそうだぞ。しかし「昭和」と「令和」は歌いづらそうだ!との想像が僕には浮かびます。

「昭和」の”わ”、「令和」の”わ”・・・この”ア母音”はパッサジオ付近では中々に難しいものです。音程をピッタリとフィットさせることが難しく、音質も”薄っぺらく”なってしまいがちです。このあたり、つまりパッサジオ付近の”ア母音”の音質の悪さ・歌いにくさは、ボイトレ学習者としての僕にとってもいつも悩みの種です。

「”ア母音”で歌い通す練習をするべきだ。なぜなら”ア母音”は最も欠点が出やすいからだ」という言葉もあります。”ア母音”は薄い音質で高音を歌う時には重宝しますが、いざ音質を充実させて歌おうとする時には、とんでもなく足かせになります。綺麗な響きで整った”ア母音”をパッサジオより上の音域で苦も無く歌うこと・・・これは今の僕にとって大きな難題となっています。

”ア母音”・・・「叫ぶ」ことには適していても、美しい音質で「歌う」ためには難しいと感じています。また他の母音とのグラデーション的な繋がりを作ろうとしたとき、一番ひっかかってくるのも、やっぱり”ア母音”です。

なにはともあれ、令和の時代に入っても石橋ボイストレーニング教室及び石橋謙一郎を、よろしくお願いいたします。

以上、ご精読ありがとうございました。

筆者のプロフィール、ボイトレへの考え

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