お盆連休のボイトレ。一日中ボイトレのことを考える日があっても良い、ちょっと特別な努力のチャンス。

暑い暑いと言いながらも、暦はお盆の時期に差し掛かってきました。この8月半ばの数日間を”お盆休み”、”夏休み”として休暇に当てる人も多いようで、日頃から車移動の多い僕は、普段とは違う場所での渋滞の発生に、世間の休みモードを実感しています。

さて、ゴールデンウィークやお盆休み、年末年始などの大型連休時期になるといつもこのような記事を書いているような気がします。それは、僕が今のボイトレをやり始めた頃、つまりフースラーメソードと出会ってから過ごした大型連休の日々についてです。

僕はフースラーメソードをやり始めてからの最初の一年間、数日間の休みがあるたびに「とにかく一日中ボイトレする」ことを考えていました。練習の質と量については色々な意見があると思います。「質の伴わない練習をいくらたくさんやってみたところで身につくものは少ない」「いや、練習の質を高めることはもちろん大切だが、量をこなすことも見逃せない」

僕はボイトレにおいては、後者の意見に賛同しています。特にボイトレを始めたばかりの初心者のうちは量をこなすことに大賛成であり、ちょっと語弊はある言い方ではありますが、時に「質は二の次」とさえ考えています。

なにか、とても根性論的、体育会的な主張になりますが。少なくともそんな「量第一主義」的な練習スタイルは、ボイトレ初期の僕を一段階高い場所に連れて行ってくれたことは間違いのない事実です。その頃僕がやっていた練習は、例えばこんな感じです。まず朝起きてすぐ・・・今日は一日中予定がない!ボイトレ漬けで過ごすぞ!と誓います。そして、いつもやっているボイトレメニュー(吸気呼気のアンザッツ〜レジストレーション〜メッサディボーチェなど)が、その日何セット出来るかを計算して、とにかくその目標回数に到達することだけを目指します。

やり始めはまだいいのです。体力精神力ともに余力があり、発声する声の音質にもいちいち気を配ることができます。「今の声質はイマイチだな」とかブツブツ言いながら、アンザッツなんかたっぷりと時間をかけてやれるでしょう。けれども、回数を重ねるにつれてだんだんと辛くなってきます。体力は消耗し、何よりも集中力が失せてきて、冷蔵庫を開けたりトイレに行ったりする回数も増えてきます。最後の方にはついに「スマホを見ながらアンザッツ」といった状態になるかもしれません。頭には「こんなに集中せずにボイトレしてて、はたして意味あるんかいな」というセリフも浮かんでくるでしょう。けれど一日中ボイトレしてみて、他の人達は外食したり釣りに行ったり、連休を満喫しているだろうに自分だけ締め切った部屋に閉じこもってずっと声を出し続けて・・・それはそれで特別な時間の過ごし方です、充実感と達成感で満たされることは事実だと思います。

今まで長い期間つきあわされてきた自分自身の弱々しい声とおさらばしたい!そんな風に考えて、それを実現させたくてボイトレに手を染めるなら”人がやりそうにないこと”に、目の前で果敢に挑んでいく姿勢が必要なのだと思います。

つまりは、お盆の連休中・・・閉め切った部屋の中で・・・一日中・・・自分の声と格闘する・・・これは、そう簡単に誰でもやれることじゃあありません。例え最後の方は集中力を切らしてしまっても、「一日中ボイトレしたぜ!」なんて、大したもんじゃあありませんか!

そんな”特別な努力”を実践する機会として、このお盆の連休は実に打ってつけだと思います。

もちろん僕もやりまっせ!

 

以上、ご精読ありがとうございました。

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