お酒は静かな店で、お酒の影響は長引く、お酒で痛めた喉の回復には時間がかかる

「ボイストレーニングを毎日頑張りたい人」「近々にライブや発表会がある人」・・・飲酒をするなら”静かなお店”を選びましょう。

喉は、一度痛めると24時間では回復しません。また、お酒の影響は想像以上に長引きます。「数日後の声の使い道」まで考えた飲酒をしましょう。

さて、暑かった今年の夏も(暦の上では)終わりに近づいてきています。この時期、お盆休みを利用して帰省されたり、旅行に出かけたりという方も多いと思います。

「永遠に続くのか?」と思うほどの暑い夏ですが、お盆を過ぎたある夜、ふとした折にスーっと秋の風を感じる瞬間があります。そんな一瞬の秋の予感が、例年よりも待ち遠しいです。

僕はというと、レッスンにライブにブログに・・・いつもとあまり変わりない日常です。(今年は本当にクーラーの世話になりっぱなしです。こうして部屋でブログを書いている傍らで、クーラーはずっと働いてくれています)

 

話は変わりますが、ついこの間、ミュージシャン仲間と宴会を開く機会がありました。

その日のライブを終えてからの宴会スタートとなるので、いつも飲み始めるのは夜中の一時頃になってしまいます。

僕は常々、喉や声にとって一番悪いものは「お酒」であると言い続けていますが・・・この日は少し飲み過ぎてしまったようです。

ビールを2杯にチューハイ、ハイボールまで飲みました。元々お酒に弱い僕にとっては明らかに「度を越した飲酒」です。

しかも、その日行った居酒屋さんは夜中にも関わらず繁盛していて、店内はお盆を前に開放的になった酔客の人達で大変な喧噪でした。僕たちも皆、とても大きな声で話をしていたと思います。

結局明け方まで(大声で話をしながら!)飲んでいたので、僕は喉を少々傷めてしまいました。

次の日は「低い裏声が出ない」「声が掠れている」など、とても悪い状態になってしまいました。次の日にライブの予定が入っていなかったので油断もありました。

結局、喉が元通りになるには「丸二日」かかりました。

僕はボイストレーニングを毎日行なっているので、僕自身の「喉の機能回復」は日々促進されているはずです。またその実感や自負もあります。けれど、それに伴ってかつて持っていた「慎重さ」が失われていっています。やはりそこには「慢心」が生まれてきています。今回のようにその「慢心」に気付く機会が定期的に訪れて、そのたびごとに反省して後悔して・・・(残念なことに)僕のボイトレ生活はその繰り返しです。

お酒自体の体への影響もさることながら「酒席で大声で話す」ことの喉への悪影響は相当なものです。

飲み屋さんでは、他のテーブルの人達も声が大きくなりがちで、それに対抗するように自分たちも大声で話すからでしょう。

「お酒は飲みたい」「喉は守りたい」となると、「静かなお店を選ぶ」という判断になります。大きな声で話さなくても会話がちゃんと聴きとれる・・・それだけでも喉への悪影響はかなり軽減されるのではないでしょうか?(また、静かなお店では大声で話すこともマナー的に躊躇されるでしょう)

それからもう一つ、お酒の影響は(間接的に)数日間も続きます。一旦傷めてしまった喉は回復するのに想像以上に時間がかかります。なので「数日後の喉の使い道」まで先読みして飲酒するべきだと思います。

少し話は逸れますが、ロックやブルースといったジャンルのシンガーにとってお酒は(イメージの面からは)必需品のように感じます。ではオペラのシンガーはどうなのでしょうか?

僕にはオペラ歌手の知人がいないので、このことについて詳しく調べることは難しいのですが、(ネット情報では)お酒は少なくとも”ご法度”ではないようです。

お酒の誘惑は相当なものなので、音楽のジャンルに関わらず、誰にとっても「完全断酒」はかなりの精神力がいることでしょう。

そして「オペラ歌手=ストイック」「ロック=自堕落」というのも、僕たちからみた勝手な先入観なので、やはり誘惑に勝つか負けるかは個人個人の問題なのでしょう。

 

さて、「お酒は日付が変わってからは飲まない」という自分なりのルールを作っている人もいます。(現状の僕ではこのルールは難しいですが・・・)

僕自身も、そんな風にお酒と上手く付き合っていけるように心がけたいと思います。

 

以上ご精読ありがとうございました。

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