喉をリラックスさせる方法。簡単!今すぐできる!裏技もご紹介!

こんにちは!京都のボイストレーナー、石橋謙一郎と申します。

今日は、歌を歌う時に喉をリラックスさせる方法について書いていきたいと思います。

「俺、ほんとはもっと歌上手いんだけど、本番になるとダメなんだよなあ・・・」。あなたはそんな風に感じているでしょう。

練習の時は割と上手く歌えるのに、いざマイクを持つと思うように声が出ない・・・そんな悩みの原因はやっぱり「喉が緊張していて、リラックスできていない」からなんです。

ぜひこのブログで紹介する方法を試してみてください。

そして、僕が、これまでのたくさんのライブ経験から身に着けた「喉のリラックスのための裏技」もご紹介したいと思います。

それでは、いってみましょう!

喉が緊張する理由

そもそも、あなたが歌おうとする時、喉はなぜ緊張するのでしょうか?

その答えはとても簡単です。

今のあなたにとって「歌うこと=特別なこと」だからです。

実は、「歌を歌う」という行動は人間にとって「本来備わっている能力」であると言われています。これはどういうことかと言うと、「歌うこと」は、「二本足で歩くこと」や「手で物をつかむこと」と同じレベルの当たり前の能力であり、あなたは「歌える生き物」なのです。

想像してください。あなたが足を怪我して入院したとします。やっと怪我が治って久しぶりに歩いてみました・・・きっと、あなたは、しばらくのあいだ「二本足で歩くこと」がぎこちなく感じるでしょう。入院中歩いていなかったために、歩くことに慣れていないからです。

歌も同じことなんです。今のあなたは「歌うこと」に慣れていないから、喉は緊張して当然なのです。

今すぐできる喉のリラックス法

それでは、喉の緊張をとる方法をいくつかご紹介したいと思います。

どれも、今すぐできる簡単な方法です!

ぜひ、やってみてください!

低音の唸り声

普段の話し声(地声)を、ずっと下げていくとこんな声が出ます↓

 

この低音の唸り声には、喉をリラックスさせる働きがあります。

しかも、即効性があります!「声が出ていないな」と感じたら、歌をいったん止めて、こんな声を出してみてください。

低音の唸り声を出すと、なぜ喉の緊張が取れるのか?

この低音の唸り声、専門的にはシュナル(シュトローバス)と呼ばれている声です。

喉が緊張して上手く歌えない時によく起こることは「喉が高く上がってしまう」状態です。よく言われる「声が詰まっている、喉が開いていない」、そんな状態になってしまっています。

低い唸り声を出すと、喉は下の方向に引っ張られますから、結果として「喉が高く上がってしまう」ことを防ぎ、喉が開いたリラックスした状態に持っていくことができる、というわけです。

あくび

喉が緊張しているなあ、と感じたら、あくびをして、その感覚のまま歌ってみてください↓

あくびをすると、なぜ喉の緊張が取れるのか?

ボイトレのレッスンの中で、喉を狭くして歌う癖のある人や声がキンキンしている人に「あくびの喉の形」を練習してもらうことは多いです。

つまり「あくびの喉の形」は、「喉が開いた状態(声が詰まったりしない状態)」とイコールだと考えて良いでしょう。

そして、喉をリラックスさせるためには「息を吐く筋肉」と喉が合体して協力する必要があります。

あくびは生理現象ですが、生理現象の時には「息を吐く筋肉」と喉との合体が起こり易いのです。(「ふわぁ~」とあくびをすると、お腹の辺りの筋肉が少し動いている実感があると思います。)

とっておきの裏技

僕がライブで歌う前に「今日は声が出ないなあ」と感じた時に実践していた裏技をご紹介します!

そこら辺を走り回ったり階段を駆け上がると「ハーハーッ」と息が上がった状態になりますが、これで実際に声が出やすくなるのです。この方法で僕はピンチを脱出した経験が何度もあります!

コツは、「ハーハーッ」と息が上がった時に、息の流れに乗せて声を出してみることです。

あくまでも、「ハーハーッ」という息と共に、自然に声が出ているイメージです。

地声と裏声、両方でやってみましょう↓

走り回ったり階段を駆け上がったりすると、なぜ喉の緊張が取れるのか?

どんな仕事をするにしても、軽い運動をして体がほぐれてくると、能率は良くなるものです(笑)

それから、「ハーハーッ」と息が上がっている時は、お腹や横腹の筋肉が激しく動いていませんか?これは「息を吐く筋肉」が生き生きと働いている状態です。

さらに「ハーハーッ」に合わせて声を出すと、喉のリラックスのために必要な「喉と”息を吐く筋肉”との合体」が起こります。

結果として、喉の緊張は取れて、声が出やすくなるというわけです。

まとめ

「本番では出来るだけリラックスして緊張しないように歌いたい」と考えますが、あなたは「歩くこと」や「物をつかむこと」ほどは「歌うこと」に慣れていませんから、どうしても喉は緊張してしまいます。

今回ご紹介した方法は、簡単にできることばかりなのでぜひやってみてください。

喉が緊張することの悩みは、歌う人皆の共通の悩みでもあります。

正しくボイストレーニングを続けて、歌うことに慣れて、「歌うこと」が、二本足で歩くことと同じくらいに”当たり前”な行動になるといいですね!

応援しています!

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以上、ご精読ありがとうございました。

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