今日は初ライブ!当日のウォーミングアップ、モニターやマイク、必ず録音する

ボイトレの成果を聴かせるためのライブ、それも初めてのライブとなると緊張は相当なものです。(けれど、決して緊張が”楽しみ”を上回ってしまうことのないように!)

そして、これまでの練習の成果を最高の形で聴かせるためには、当日の過ごし方がとても大切になってきます。

ボイストレーニングを始めたばかりで喉の機能がまだ目覚めていない人ほど、身体の好不調が喉に現れやすいです。なのでキャリアが浅ければ浅いほど「ライブ当日の過ごし方」には気を配るべきでしょう。

さて、いよいよ初めてのライブ当日を迎えた時、どんなウォーミングアップをするべきか?またどんな事に気を配って1ステージを乗り切るか?について書いてみたいと思います。

お付き合いください。


アンザッツを1セットやりましょう

もちろん、ライブ当日でもボイトレはやったほうが良いです。

アンザッツを1セットくらいなら時間もかからず、喉のウォーミングアップにもちょうど良いでしょう

ただし「地声系のアンザッツを高い音域まで大声で出す」ことはやめておきましょう。

 

正しいウォーミングアップを入念に!

地声と裏声を交互に出す

ウォーミングアップは「純粋な裏声」と「純粋な地声」を出す事から始めてください。

  • 息漏れの裏声で「フ~」
  • 太くダンディな地声で「ア~」※高い音域でやってはいけません。

上記を交互に出す事を何度も繰り返してください。裏声と地声、それぞれを出すための神経が行き届いて整理されてくるのを感じるはずです。

そうしたら、今度は裏声・地声とも少し強く出してみましょう。(裏声の息漏れは少なくなると思います)

今日の曲目リストの中で「一番難しい歌」を歌ってみる

「ウォーミングアップは簡単な音階や歌で行う」という人もいますが、僕は今日の曲目リストの中で「一番難しいと感じる歌」でウォーミングアップするべきだと考えています。

あなたが「難しい」と感じる理由は「歌いにくい音」があるからであり、その音はおそらく「喚声点付近の音」なのだと思います。

この問題に目をつむったままライブ本番を迎えても、まず上手くいくことはないでしょう。なので「喚声点付近の音」に対して喉を慣らしてやる必要があります。

ただし「あまり声量を上げないで」「地声のまま張り上げないで」「音と音とを丁寧に繋ぐことを意識して」・・・難しい歌を歌って”念入りに”ウォーミングアップしてください。

もし歌いにくいのなら、西城秀樹さんの「ローラ」の物真似で歌ってみてください。そうすることで少し歌いやすくなるかもしれません。

声量で対抗しようとしない

ライブハウスの楽屋では、他のバンドの人がウォーミングアップしている姿を見ると思います。

その人がやっているのがリップロールやタンロールなどの弛緩法であれば何の問題もありませんが、もし声量豊かな人の声が聴こえてきたとしても対抗しようとしないでください。

これは本番でも言えることですが、決して「声の大きさ」「息の強さ」といった方向に向かってしまわないようにしましょう。

歌に強い息は必要ありません。

 

会話の声が疲れていても大丈夫です

ライブ当日の朝起きてみたら、なぜか声がガサガサして、話し声も少し濁っている・・・こんな時は焦ります!

けれど、心配はいりません。

もし、あなたが毎日アンザッツを一生懸命にやってきたなら「喉を吊る筋肉」が、歌うための仕事をちゃんとやってくれます

話すこともままならないほど「会話の声」が痛んでいる人でも、「喉を吊る筋肉」が鍛えられていれば充分に歌えるということが分かっています。

 

モニター環境・楽器の調整・マイクの高さ・・・何事も入念に

ウォーミングアップを入念にできたなら、今度は実際のステージの道具についても入念に準備しましょう。

リハーサルではモニターの聴こえ方をチェックしてください。(ライブでのモニター環境はことのほか重要になってきます)

楽器を弾いて歌うならその調整も念入りに。(できれば楽器の演奏は自動化して、歌に集中したいものです)

マイクの高さが盲点になる場合もあります。(背伸びして歌うはめにならないように)

 

録音しましょう

ぜひライブを録音して、保存しておきましょう。

これからもボイトレを続けていくなら、「初ライブの時の声」ほど比較対象として打って付けのものはありません。

ボイストレーニングは年単位の月日がかかります。「ビフォーアフター」の材料を持っておくと、後々きっと役に立つはずです。

僕自身、昔のライブの音源をあまり残してこなかったことを後悔しています。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ウォーミングアップやその他の準備について色々と書いてきましたが、結局は何事も「念入りに」という結論に達するでしょう。

喉のこと、楽器のこと、マイクのこと、モニターのこと・・・全てのことを、今日出演する人たちの誰にも増して「念入りに」準備したら、きっとこれまでの努力に見合う結果を得ることができると思います。

初ライブの疲れの後、大きな満足と少しの反省を肴に、美味しいビールが飲めると良いですね!

 

以上、ご精読ありがとうございました。

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