今日は初めての弾き語りライブ。”良い歌声”のためには手段を選ばず、レッスンのプロセスを披露しない、出した音に後悔しない。

僕が初めてライブに出演したのは高校生のころです。若い世代のバンドを募集しての京都のライブハウスで開催されたイベントへの出演が、僕にとっての生涯初のステージだったと記憶しています。何しろ30年以上前のことです、その時の心情などは細かく思い出せませんが・・・ライブハウスの廊下に置いてあった灰皿にぶつかって倒してしまい、辺りを吸い殻で汚してしまったことを覚えています。慌てて歩いていたのでしょうか、とにかく気もそぞろに緊張していたのだと思います。そりゃ、無理ないですね、初めてお客さんの前で弾いて歌うのですから・・・

僕の初ライブには友人たちが何人も応援にきてくれました。彼らの姿を客席に見つけて僕の緊張が和らいだかどうかは記憶にありませんが・・・ライブに、特に初心者の頃のあまり自信の持てないライブに、友人など知り合いを呼びたいかどうかは意見が分かれるところです。ある人は「知った顔を客席に見つけると安心する」と言い、またある人は「きっとミスをするから見に来ないでほしい」と言います。僕はやっぱり前者に同意ですね!人生で何度ステージに立つかは人それぞれですが、せっかくのライブです、自分で未熟だと感じていても出来るだけたくさんの人に見てもらいたいです。去年、僕のライブに来てくれた友人は「おまえはライブで委縮しなくなった。以前の姿とは全然違う」という感想を伝えてくれました。ステージで委縮していたころの僕を知ってくれているからこその感想だと思います。

 

さて、今回のブログは「今日、初めて弾き語りライブに出演する」という設定で、今からでもやれることやステージでの心構えについて書いてみたいと思います。

お付き合いください。

 

散歩、ランニング、ストレッチ・・・調子を上げるためなら何でもやってみましょう

ランニングしたりストレッチしたり、はたまた呼吸の練習をしたりすることはボイストレーニングではありません。平たく言えばそれらに、喉の回復させたり歌声を良くしたりする”根本的な”効果はありません。なのでもちろん、普段のボイトレにランニングやストレッチを取り入れる必要はありません。

けれど、今日ばかりは少し考え方を変えてみましょう。あなたが「散歩やランニング、ストレッチをすると声が良く出る」と考えているなら、積極的にやってみましょう。実際に声の調子は上がるかもしれません。

誰でもどんな職業の人でも、散歩したりストレッチしたりすれば悪い気分にはならないでしょう。もちろん歌う人にとっても同じ事です。身体がほぐれて気分よく声が出せるなら、やらない手はありません。

ただし、普段のボイトレではそんなことは必要ありませんよ!

歌は喉の仕事です。

 

レッスンのプロセスを披露しない。あなた自身の音楽を演奏し、歌う

歌のレッスン(ボーカルトレーニング)を受けている人、それも熱心に頑張っている人ほど陥りやすいことは「レッスンのプロセスを披露してしまう」ことです。

ボーカルのレッスンでは、課題曲を歌いこなすためのたくさんの”対処法”を伝授されてきたと思います。高音の歌い方・・・コブシやビブラート・・・歌いまわし・・・感情表現も含めて、そのようなレッスンのプロセスを本番できちんと踏襲する必要はありません。教えられたとおりの歌い方や感情表現をやろうとすると”置きにいった”ような消極的な歌になります。そういった歌はお客さんの心に届きません。せいぜい「先生の言うことを守って、真面目な生徒さんだね」という評価が得られる程度だと思います。

お客さんは”あなた自身の歌”を聴きたいのであり、その後ろにいる”先生の歌”を聴きたいのではありません。

怖がらなくても、レッスンと自主練習で身に付けたことは自然に歌の中に現れてきます。曲の持つ自然な流れの中で・・・良い音質の声を求めて・・・自由に歌って下さい。

 

 

出した音に後悔しない

前半のジャンプに失敗しても、後半に立て直して高得点を叩き出すフィギュアスケート選手を目指してください。

音程が外れたり思うような声が出なかったりしても決して後悔しない!

音楽を先に進めること!良い声で自然に歌うこと!

たとえ失敗しても、後半盛りかえした方がお客さんの印象も断然良いのですから。とにかく気持ちを前へ!

 

弾き語りの利点を知っておく

幸い今日の演奏スタイルは”弾き語り”なのです。その利点を良く理解しておきましょう。

  • ドラムやベースの爆音に対抗して大声を張り上げる必要はありません。弾き語りは、音響環境的には「取り組みやすい」演奏スタイルです。自分の声をより良い音質に導いてあげてください。
  • テンポは自分で決められます。誰かの合図が早すぎたり自分の呼吸に合わなかったりする心配はありません。リアルタイムのあなたの呼吸でゆっくりとスタートしてください。また、テンポは後でいくらでも取り返せます。ゆっくり始まって後半少しテンポアップすることは、音楽的に間違いではありません。
  • 歌と演奏が上手くいけば、あなただけの手柄です!あなただけが拍手を受けるのです。あなたはバンドのドラマーやベーシストのように不遇ではありません。

 

命までは取られない、失うものは何もない

まあ、結局は開き直りも必要でしょう。

失敗しても、また明日から(いや今日の夜からでも)ボイトレしたら良いんです。

喉の機能を回復させ歌声を成長させる方法は用意されているので、後は忍耐と努力だけです。

後払いオンラインレッスン開講中!お気軽にお問合せください。

 

以上、ご精読ありがとうございました。

初回受講の方は、無料体験レッスンをご利用ください。

↓↓↓

無料体験レッスンのお申込み

筆者のプロフィール、ボイトレへの考え

PAGE TOP