ボイトレ的名言「俺から歌を取ったら一体何が残る?三度三度飯を食う機械だ!」

僕は、映画「男はつらいよ」が大好きです。

主人公・寅さんが実家の団子屋さんに帰ってきては、無茶苦茶な事を言い出して、必ず喧嘩をしてまた家出をします。

そして、旅先で綺麗な女の人に恋をして、これまたこっぴどくフラれて、映画はtheEndとなります。

全48作、ほとんど上記の内容の繰り返しですが、この寅さん、時々素晴らしい名言をおっしゃいます。

その言葉には、日々の生活についてや恋愛観、また人生の指針になるような事まで含まれていることもあります。

そんな、寅さんの名言を、長く険しい(笑)ボイトレ生活の指針に置き換えてご紹介してみたいと思います。

僕の個人的趣味が、ボイストレーニング的な内容に大きく侵食してしまう記事となりますが、よろしければご一読下さい。

お付き合い下さい。


寅さんの名言

人間生きてりゃさ、一度や二度「ああ、生きててよかったなあ」と思う事があるだろ?そんな時のために、人間は生きてるんじゃあねえか?

これは、甥の満男君に「ねえ、おじさん。人間は何のために生きてるんだろう?」と質問された時の、寅さんの答えです。

僕は、この言葉の中には、人間は「大きなイベントごと」にではなく、日々の生活、例えば「疲れて帰ってきた時に飲む缶ビールの味」「温かい風呂に浸かる瞬間」のような、ふとした些細な事にこそ真の幸せを感じるものなのだ、という意味に捉えています。

ボイストレーニングは数年単位の時間がかかります。

人それぞれの感覚だとは思いますが、習い事に数年!とは、一般的にみて「短くはない」でしょう。

そんな「短くない」ボイトレ生活の中で、「何のためにボイトレしているんだろう?」と思うことは、当然出てくるでしょう。

そこで、こんな風に置き換えてみました。

「ねえ、僕たちは何のためにボイトレしているんだろう?」

「毎日生活してたらさあ、一度や二度「ああ、ボイトレやっててよかったなあ」と思う事があるだろ?そんな時のために、ボイトレしてるんじゃあねえか?」

 

「ライブや発表会などの大イベントで上手く歌いたい」

これはもちろん多くの人がボイストレーニングを始める動機でしょう。

しかし、その他にも、日々の練習の中で「声が変わってきた」と感じられる、また人から指摘される事が、きっと起こってきます。

こういう時々の「小さな幸せの出来事」が、ボイトレのモチベーションを保ち、本来の大きな目的である「ライブ・発表会など」に繋がっていくのではないでしょうか?

僕自身、「電話の声が変わったな」「MCの声が昔と違う」などの「歌以外での」指摘を受けた時に「ああ、ボイトレしていて良かったなあ」と思う事があります。ライブ中でも、とても大変な歌を歌えるようになった時と同じように、「ほんのワンフレーズのコーラス」を歌う感覚が以前と違う時に、「ボイトレしていて良かった!」と心底思う時も多いです。

 

お前、誰にものを言ってるんだ?俺から恋を取ったら一体何が残る?三度三度飯を食う機械だ!

恋愛中の男性から「寅さんは恋をしたことがありますか?」と聞かれた時の、寅さんの答えです。

寅さんは、恋愛ばかりしている自分をいつも卑下していますが、なぜかこの時は開き直って「俺は恋に生きている!」みたいな事を言っています。

僕にとって「歌うこと」は一生続けていく、絶対にやめられない事だと思っています。

今はステージで歌わせてもらっていますが、現役を引退してトレーナー専業になっても、家や車の中やカラオケで歌い続けていくと思います。

ボイトレされている皆さんの中にも、そんな「俺は歌に生きている!」人は多いのではないでしょうか?

この「歌への執着・歌への愛」は、プロ・アマチュアの隔ては全くありません。

貴重な時間を使って、また費用までかけてボイトレしている皆さんは「声に人生を費やしている」「歌に生きている」といえると思います。

そこで、こんな風に置き換えてみました。

「あなたは歌いたいと思う事がありますか?」

「お前、誰にものを言ってるんだ?俺から歌を取ったら一体何が残る?三度三度飯を食う機械だ!」

 

ボイストレーニングを日々頑張っている皆さんは、それがたとえ毎日5分ずつの練習だったとしても、世間から見れば充分「歌に生きている」人たちです。

本当に歌が好きで、歌を一生の伴侶とする強い気持ちがなければ「毎日5分の練習」なんて絶対出来ませんよ!

まあ、皆さんや僕には日常の生活があるので、寅さんのように「歌う事しか考えない、歌が無ければ”三度三度飯を食う機械”」とはなりませんが・・・笑

僕は運動が苦手なので、毎朝ジョギングしている人を見ると「よく毎日やれるよなあ、大変だなあ」と感心します。きっと毎日少しずつボイトレしている皆さんや僕も、歌に興味のない人からみれば同じように感じられるのでしょう。「〇〇に生きる」とは、その人にとっては「それほど大変じゃない、苦にならない」事なのですね。

 

まとめ

寅さんは「恋ばかりしている人」なら、皆さんや僕は「ボイトレばかりしている人」なのでしょうね!

「好きこそものの上手なれ」という諺のとおり、「歌に生きている」皆さんは、きっと上達も早い事だと思います。

お互いに、引き続き頑張ってまいりましょう!

注! 寅さんは「恋に生きている」けれど、毎度毎度フラれてばかりいるので「好きこそものの上手なれ」とは言えませんね。ここだけは決して見習わないようにしましょうね!(笑)

 

以上、ご精読ありがとうございました。

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