ボイトレ教室の選び方、9つの注意点【初心者必見!】

こんにちは!京都のボイストレーナー、石橋謙一郎です!

今回は、これからボイトレを始めようと考えている人のボイトレ教室の選び方について書いてみたいと思います。

特に「ボイトレするのは初めてです!」という、初心者の方に読んでもらえたら嬉しいです。

では、よろしくお願いいたします!

思い立ったら行動

さあ、この記事を読んでくれているあなたは「ボイトレ教室に通ってみたいな」と感じているのですね?

それならば、今すぐ自分に合ったボイトレ教室を探すべきです!すぐ行動すべきです!

「自宅で5分!たったこれだけで劇的に歌が上手くなる!」

そんな題名の本や練習法を紹介しているサイトもありますが、何といっても「ボイトレ教室に通う」ことが一番確実で、一番の早道です。

もし、「家で5分ボイトレしただけで歌が上手くなる」のが本当なら、世の中は名歌手だらけになってしまいますもの。

ちゃんと勉強した先生に習いましょう!

いしばし
いしばし
僕は独学の期間が長かったです。だから、間違ったこともたくさん覚えました!

教室選び=先生選び

ボイトレ教室は次のような種類に分けれます。

  • ボイトレ科のある音楽教室や、大手ボイトレ教室
  • 個人で教室を運営しているボイストレーナー

もちろん規模が大きければ質が良いというわけではなく、個人で運営されているボイトレ教室にも素晴らしいところはたくさんあります。

それぞれの特徴をまとめてみました。

音楽教室のボイトレ科・大手ボイトレ教室 個人運営のボイストレーナー
防音設備のしっかりしたレッスン場がある

伴奏用ピアノやマイクなど、設備が充実してる

発表会が行なわれることがある

各先生は教室規定のレッスン方法を守る必要がある

レッスン場を持たない先生も多い

カラオケボックスなどでのレッスンは環境が良くない

発表会は行なわれない場合も多い

先生は臨機応変なレッスン方法の見直しが可能

「ボイトレ教室選び=ボイトレ先生選び」ということになります。

ほら、よく女性が美容室に行くのは「その美容師さんにカットしてもらいたいから」だと言いますね。だから、その美容師さんが他の美容室に移籍したら、お客さんも一緒に移動してしまう、みたいな。そんなイメージです。

あなたは、教室に通うのではなく先生のもとに通うと考えてください。

いしばし
いしばし
ズバリ!僕は個人のボイストレーナーに習う方が良いと考えています。だから、僕は個人で運営しています!

教室を探す、体験レッスン

さて、どうやってボイトレ教室を探しましょうか・・・

駅の広告や看板などで見つける方法もあります。

やっぱりネットで検索して探す人が多いでしょう。

またSNSなどの口コミからボイトレ教室を見つける人もいると思います。

ほとんどのボイトレ教室は無料または安価の体験レッスンをやられていますから、これをとりあえず受講してください。

その教室のレッスンの進め方や先生の人柄などが分かるので、安心して入会できますね!

いしばし
いしばし
体験レッスンでは、必ず先生の歌声を聴かせてもらいましょう!

9つの注意点をチェック

いつも同じ先生?

日によって担当が変わるような教室はダメです。

あなたの声は「ただ一人の先生」が育てていくべきです

たとえば、「○○先生が風邪を引いたから、今日だけ△△先生が担当しますね!」←これもダメです。この場合は、一回分のレッスン費を返金してもらわないといけません。

↓古くから伝わるボイトレの教訓をご紹介します。

ある生徒の声に、何人もの先生が手を加えれば加えるほど、声の問題はややこしくなる。

モデルとなる声を出してくれる?

自ら声を出すことにあんまり気が進まないような先生は、あなたの声を良くすることができません。

  1. 先生がモデルとなる声を出す。
  2. あなたがそれを真似る。
  3. あなたの声の良くないところに対して、先生がアドバイスをする。

これが、ずっと昔から伝わるボイトレの進め方です。

そうなんです!先生がモデルとなる声を出せなかったり、出すのを嫌がったりしていたのではレッスンが成り立たないんです。

いつでも、進んで声を出してくれる先生を選びましょう!

歌が上手い?

これは当たり前のことですが、先生は歌が上手くないといけません。

どのくらい上手くないといけないかというと「かなり」上手くないといけません。

  • 毎日、声のことばかり考えている。
  • 声を良くする新しい方法があれば、飛びつく!
  • 先生自身も毎日ボイトレしている。

↑素晴らしい先生ですね!

こんな先生が、歌が下手なわけありません。

歌がかなり上手いことを、先生を選ぶ基準に加えておきましょう。

オーダーメイドのレッスン?

ボイトレには「流派」のようなものがあって、それぞれの教室はその流派のやり方に沿ったレッスンを行ないます。

  • 腹式呼吸を第一と考える流派
  • 主にミックスボイスを教える流派
  • とにかく喉の緊張をほぐす流派

「生徒さんの声を育てる」という目的は同じでも、やり方はまったく違います。

ただ、一見素晴らしいと思われるボイトレ方法でも、全ての生徒さんに当てはまるわけではなく、やり方によっては、むしろ悪い方向へ導くこともあるのです。

  • 喉が緊張し過ぎているタイプ+喉をゆるめるボイトレボイトレ大成功!
  • 喉がゆるみ過ぎているタイプ+喉をゆるめるボイトレ残念ながら失敗!

症状も聞かずに、誰にでも同じ薬を出すお医者さんはいませんよね?

今のあなたに必要なボイトレを、オーダーメイドで提案してくれる先生が良い先生です。

いしばし
いしばし
体験レッスンの時、「今の私の喉の状態は?」と尋ねてみてください。よい先生はちゃんと答えてくれます。

才能や年齢のせいにしない?

実は、「良い声」は才能の問題ではないんです。

正しいボイトレを一定期間頑張ったら、あなたの声は必ず良くなります。

それから、ボイトレを始める年齢も、ほぼ関係ありません。

「上手くいくかどうかは、あなたの才能によります」と考えている先生はダメです。

「あなたの声は”必ず”良くなります!」と、言い切ってくれる先生に教わりましょう。

正しいボイトレを続ければ、実際そうなりますので!

自主練習を提案?

レッスンはだいたい1時間くらいというボイトレ教室が多いと思います。

「レッスンの時しか声を出しません!」家でぜんぜん練習しない人は、正直に言ってなかなか上手くなるのは難しいです。

あなたのボイトレが成功するかどうかは、あなたが「自宅でどんな練習をするか」にかかっているとも言えます。

あなたの喉の状態や生活環境に合った自主練習メニューを提案してくれる先生に教わりましょう。

人それぞれ目指すゴールは違うわけですから、自主練習メニューはオーダーメイドになります。

「来月ライブに出演する。絶対に失敗したくない!」という人 「いつの日かカラオケで楽しく歌えたらいいなあ」という人
呼吸の練習×5回

喉周りの筋肉の練習×5回

地声の練習

裏声の練習

声を当てる練習

母音の練習

歌う練習~音程・テンポ・表現

呼吸の練習×1回

喉周りの筋肉の練習×1回

裏声の練習

喉の中の説明ができる?

ある声が出ている時、喉の中ではどんなことが起こっているのか?

この説明ができるのが、良い先生です。

  • 声帯が”ぎゅっと”縮んでいるのか、”だらりと”たるんでいるのか?
  • 声帯が閉じているのか、開いているのか?
  • 喉周りの筋肉が働いているのか、働いていないのか?
  • 呼吸と喉は一体化しているか、バラバラか?

声は、そういった喉の中で起こっていることの結果として、あなたの口から出てきます。

よく勉強している先生は「まるで見えているかのように」、あなたの喉の中で何が起こっているか分かります。

あなたの声を真似できる?

経験豊富な先生は、わざと「良くない声」を出すことができます。

これは、意外にとても大切なことなんです!

野球の”ノック”を思い出してください。

うまい野球コーチは、内野ゴロも外野フライも、当たり損ないのピッチャーゴロも、自由自在に打ち分けることができます。

意識して「良くない声」を出せる先生は、喉を自由に操る技を持っているんです!

コミュニケーション大丈夫?

あなたがその教室に通うことになったら、レッスンの間の1時間くらいは、その先生と一対一でコミュニケーションを取らなければなりません。

いくら腕の良い先生でも、コミュニケーションを取りづらい先生は避けたほうが良いでしょう。

あなたが、レッスンにストレスを感じたりしないような先生を選びましょう!」

「こんな質問したら怒られるんじゃないか?」と感じさせる先生はダメです。

参考にならないこと

  • ピアノがものすごく上手い
  • 有名な先生の弟子である
  • 有名歌手を育てた

どれも、もちろん素晴らしいことではありますが、ボイストレーナーとしての腕前とはあまり関係がありません。

「有名歌手を育てた」という実績について、少し意地悪な見方をしてみましょう。

歌手になろうとするくらいですから、もともとその生徒さんは相当うまく歌えていたはずです。

ところが、独学で発声を変えようとしたために、調子が悪くなってしまいました。

こういう生徒さんは、ちょっとしたアドバイス(例えば「思い浮かべるイメージを変える」)を与えるだけで、自分で勝手に調子を取り戻してしまうことがよくあります。

この生徒さんは、ちょっと背中を押すだけで独りでに立ち直ったのです。

上手い人を、より上手くするのは、意外に簡単なのです!

それよりも「会社の宴会でカラオケを歌わされるのがたまらなく嫌だ!」という人を、人並みに歌えるようにするのが、ボイストレーナーの腕の見せどころです!

いしばし
いしばし
僕は、音程も取れないような人を、普通に歌えるようになるまでに導いた先生は凄いと思います!

次にやるべきこと

さあ、あなたに合った教室と先生が見つかったら、ちょっとしばらく忍耐強くボイトレに取り組んでください。

でないと、勿体ないことになりますよ!

3ヶ月間、毎日ボイトレ

僕自身がずっとボイトレしてきて、また生徒さんを教えていて感じるのは

ボイトレは、スタートダッシュが肝心!!

だということです。

だから、最初の3ヶ月くらいは、毎日少しでも声や歌について考える時間を作ってください。

3ヶ月間、毎日少しでもボイトレしたら、声は確実に変わってきます!

また、ボイトレが習慣になって「ボイトレしないと気持ち悪いあなた」が出来上がります!

ボイトレが、あなたの生活の一部になったということです。

3ヶ月間、毎日ボイトレすると、いろいろ良いことが起こります。まとめてみました。

ボイトレすることが当たり前になってくる。

ボイトレしないと気持ち悪くなってくる。

使われていなかった喉の筋肉が目覚めてくる。

今まで使っていなかった呼吸の筋肉が活性化される。

喉の働きの面でも、モチベーションの面でも、最初に「どんな習慣を身につけるか?」はとても大切です。

ボイトレスタートの最初の3ヶ月間で、良い習慣を身につけてしまいましょう!

先生を信じる

これも、とても大切なことです!

あなたは先生の言うことを、無条件に信じてください。

というのも、ボイトレを始めてからちょっと日がたったころ・・・

「俺、前より下手になったかも・・・」と感じる時期があります。必ずあります!

それには色々なケースが考えられます。まとめてみました。

トレーニングの趣旨 結果として一時的に現れる不具合
高音を無理やり出す癖をとる 弱い高音しか出なくなる
声の偏りの矯正(得意な歌い方をしばらくやめる) 気持ちよく歌えない、音程もとりにくく歌いにくい
使われる筋肉の範囲を広げる 不自然な発声、大げさな歌い方
裏声と地声が不自然に混ざってしまう癖をとる 低音と高音が分かれてしまう(ミックスボイスができない)

ボイトレの成果が出て、心から「歌いやすくなった!歌うまくなった!」と感じるには、年単位の日数がかかります。

だから、あまり一喜一憂しないことが肝心です!

「前より歌いにくい!」と感じても、「俺の喉には今、変化が起こっているんだ!」くらいに考えて、長い目で頑張ってください!

情報を遮断する

これも大事ですよ!

情報があふれている時代ですから、間違ったボイトレが簡単にあなたの頭の中に入ってきます。

そして、あなたは迷うでしょう。

「俺の先生はあんな風に言ってたけど、このサイトには逆のことが書いてある!」

だから、ボイトレに関する情報は、意識的に遮断するようにしてください。

あなたは、あなたの先生の言うことだけを頼りに前へ進むようにしましょう!

あなたを迷わす、危険な場所をまとめました。(もちろん正しい情報もありますよ!)

本屋さんのボイトレコーナー

ネットの中のたくさんのボイトレサイト

ボイトレ関連のyoutube動画

ライブハウスの楽屋(他の人がやっているウォーミングアップは見ない!)

いしばし
いしばし
僕はこれで失敗しました!いろんなサイトを見過ぎて、何を信じてよいか分からなくなって、一時ノイローゼ気味でした!

まとめ

ボイトレを始めるなら、まず最初にすることはあなたにピッタリの教室や先生を見つけることです。

そのために、このブログに書いた「9つの注意点」を、ぜひ参考にしてください。

きっと、お役にたてると思います!

そして、大切なこと!

あなたが選んだ先生を信じてください!他の情報は必要ありません!

応援しています!

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